転職経験者に聞いた！医師の転職実録（体験談）
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逃げの転職ではなく新しいキャリアへの挑戦
とにかく前の職場が辛くて、このままだと働き続けるのは無理だと思っていました。人間関係と勤務体制に恵まれずに、4年半程過ごしていました。しかし、キャリアを積まないと自分への需要がなくなる気がして行動に移せませんでした。
そんな時、なんとか今の環境を変えたいという私のキャリアについて、コンサルタント専用スタッフが親身に考えてくれ、私の今までの経験を活かせる環境を提案してくれました。 当初は「つらい職場から1秒でも早く離れる」ことばかり考えていましたが、「新しいキャリアに挑戦する」という考えに思考を変換してもらい、転職活動を前向きにすることができました。 逃げる体制で始めた転職でしたが、自然と前向きに次の職場を選べました。
1人では決断ができませんでしたし、第三者の意見を聞けて私のキャリアを尊重してくれたので自信につながったと思います。今回の転職は、納得のいくものになりました。
仕事と子育ての両立
以前の職場では、仕事と子育てのバランスが悪いので転職を希望しました。しかし、面接を何度か失敗してしまいそのたびに落ち込んでいました。でも、コンサルタントの方がすぐに新しい病院を紹介してくれ、その対応とフォローの早さに驚き、落ち込んでいる暇などありませんでした。仕事と子育てを両立しているため、勤務時間が限られていますが、今の病院では雑用業務を依頼させられることがなくなりストレスはかかりません。
希望していた時間より勤務時間は長くなってしまいましたが残業がなく、メリハリのある環境です。おかげさまで仕事と子育て、どちらにも集中できています。学会資格認定の施設ということで、給料がアップしました。これは、コンサルタントがしっかりと私の話を聞き求人を見つけてくれた証です。
さらに、休みやすい環境を整えてもらいました。自ら言いにくいことも、交渉してもらいここまでスムーズに仕事を決めてもらえると文句のつけどころがありません。
地域医療の最前線へ
大学内での出世に強い関心がなかったのは、臨床メインにしていたからです。このままではと悩み考え、自分の力で勤務先を探すことにしました。専門とする網膜硝子体の手術は、クリニックでは難しい領域のため開業できません。
そこで、複数のエージェントに登録しました。提示した条件は、勤務地や給与、診療内容等でしたが、とにかく幅広く経験できる医療機関を探してほしかったです。転職により、自分の努力次第で、幅広い経験がとスキルが身につくのはいい人生の勉強になるなと期待でいっぱいでした。
勤務していた病院で診療を続けながら、エージェントによる転職活動を進めました。休日を利用して、病院を見学に行っていました。勤務先以外の病院を見る機会がなかったので、純粋に楽しかった記憶です。大学病院から一般病院へ移りましたが、診療内容がガラッと変わりました。
大学病院は専門外の領域を学びにくいと言われ、本院に勤務していた時もそう感じていたので物足りなく思っていました。一般病院ではどんな患者でも診ることになり、それが楽しみでした。今は、家族との暮らしを大切にしながら、眼科医としてさらなる経験を積める地域医療の最前線に来られて満足しています。
